このページも古いな2003年12月・・約5年前だ・・
機材も変わった
近々再編集するとしよう


自分たちや仲間の演奏を録音して、本格的な音楽CDを作る方法を解説しています。

録音 マイク 高級なワンポイントステレオマイクがお勧めです。
コタローではソニーの(何年か前の)ECM−959Aを使っていますが、音はすこぶる良好です。
現在はECM−23F5というのが販売されています
(数千円の直接マイク端子に差し込むタイプはレッスン記録用ですね。低音が拾えず、ベース音なんかが消えてしまいます)。
マイクはマイクスタンドでなるべく高い位置に設置します。ライブでは観客の話し声や食器のぶつかる音が気になるからです。天井に固定出来るようになっていれば最高です。

ワンポイントステレオマイクか
ライン録りか:ライン録りは周りのガヤガヤがほとんど入りません。でも少し入ります。
MCや、特にクラシックでのナレーションなどはライン録りでないとエコーがかかりすぎて不明瞭になりますから、念のために別のMDなどでラインを録っておくのは有効です。
DAT/MD

デジタルレコーダ
DATが最も良好です。出来ればCDのサンプリング周波数:44.1KHzに合わせて録音した方が後の手間が省けます。
MDで録音しても良いですが、そのあとパソコンに取り込む時にデジタル出力付きのMDプレーヤーが必要になります。
MDはデータの圧縮をしているので音質の低下を云々する方がいますが、普通の人はその差が分からないでしょう。
また、最近急速に増えてきた「デジタルレコーダ(ローランドなど)」は、メモリカードに記録するので最初からMP3やWMAといった圧縮記録が中心に考えられていますが、CDに残すという目的ならやはり「非圧縮モード」で記録したい所です。もちろん同じメディアを使ったら記録時間は10分の1。だがらふんだんに大容量メモリカードを用意するなんて贅沢をしなくてはいけませんが。
録音レベル 普通のMDなどは、録音レベルが「自動」になっていますが、これは音楽には全く使えません。
音楽には強弱があるのに、それを一律にしようなんて・・それは無理。
やはり手動の録音レベルで丁寧にリハの時から録音レベルのチェックをし、決め込んでおきましょう。
でも、本番ではミュージシャンがテンション上がって音が大きくなったり、逆に観客がぎっしり入ると音が吸収されてしまったり、、、、本番でも常にチェックした方が良いのは当然です。
MDレコーダを買う時はぜひ手動録音レベルが簡単にセット出来るモノを選びたいです。
編集 取り込み オーディオキャプチャーという装置を使います。デジタル専用の安いものでは\9000位、でもアナログレコードをCD化することも考えるとアナログ/デジタルどちらも入力可能のタイプが良いでしょう。
とにかく、だらだらと録音してきたものを同じ時間かけて****
.WAVというファイル形式でパソコンに取り込みます。
加工 編集ソフトを使って、まずは曲分けから始めます。編集ソフトの波形をみるとだいたいどの辺から始まり、どこが終わりかというのが分かる様になります。
分けた曲は確認のため(ほんの少しでよいから)聞いてみて、曲名が分かる名前を付けて小分けファイルに落とします。(そのためにも曲名などをあらかじめゲットしておかないと後が大変)
全部を分けてファイル化し終えたら、不要部分のカット、曲終わりの部分でのフェーズイン・アウト加工を行います。
焼込 アプリケーション いまやパソコンにほとんど書き込みドライブが搭載だから、この項は省略
情報 曲名/出演者 最終的にCDにする時にはレーベル面がツルンとしていては始まりません。やはり、プロの作品の様に次の事を表記しておきたいものです。(下記の情報は後からではしんどい事が多いですよ)
@曲名(曲順に従い)  
Aミュージシャン、歌手名(芸名があるなら当然そちら)  
B収録日、収録場所  
Cそして、大題目です。そうですね
  その時気に入ってる状況(例:「夜明け」)、単なるイメージ(例:飛翔)など
  なにも無ければ、収録曲の中の一番お気に入りの曲名も良いです。(例:AGAIN)
デザイン 写真 ジャケット用の写真の話。だいたい音楽の場はかなり暗いですから、露出には注意です。ストロボはない方が色とかに味がでますが、露出が長くなり、ピンぼけ手ぶれなどの失敗も多いですから、ともかく枚数を沢山撮っておきます。念のために、ストロボ有りも少しは撮っておきます
画像加工 なんといってもアプリケーションソフトは Photo Shop でしょう。歌っているシーン、ニコッと笑ったポートレートに好きなキャッチフレーズを入れ込みます。世に出回っているいろんなミュージシャンのCDをジッとみていると、それらしいイメージがわき上がってきます。
印刷 生CD
レーベル面
以前は、レーベル面用の用紙があって、ふつうのプリンターで印字してスタンパーと呼ばれる道具でCDに張り付けていました。しかし、これは湿気で若干浮きが出たりしてちょっとアマチュア臭いものでした。
現在では、プリンタブルの生CD-Rにプリンタで直接印字は当たり前になっています。
ところで、ホワイトレーベルの他に、プリンタブルだけどギラギラした感じが出る「シルバーホワイト」というのがありました。しかし、今はそれを出しているメーカーが少なく困っています。
ジャケット紙 フォトクォリティの厚手が良いのですが、あまり高級品だと、裏ジャケットを折る時に印刷面が割れが入ってしまいます。
ケース 音楽CDはケースにも凝らなくてはいけません。まずケースの厚みはスリムでなくてフルの10mm。そしてケースが3つに分かれますが、その真ん中のトレイ部分は黒または白を選びます。
透明では全くサマになりません。